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条件があるときは,条件を使用して\(A-B>0\)を導く.
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条件がない場合は,実数の性質の使用を考える. \(A-B=\cdots=(\cdots)^2\geq0\)
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\(A>0, B>0\)なら,両辺の2乗を比較しても良い.\(A^2-B^2=\cdots>0\)
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絶対値や根号を含む不等式は, 両辺が正である (ようにできる) ことが多いので, その場合は「両辺を2乗して比較する方針」が使える. 2乗することで絶対値や根号を外すことができるので, この方法は有効である.
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\(\geq\)や\(\leq\)の不等式では,等号成立条件の確認を忘れてはいけない.
不等式の証明の基礎
不等式が成り立つということは,
ある式を別の式で評価できるということである.
難しく見える式が,
比較的簡単な式で評価できることも多く,
不等式が証明できるということは重要である.
ここでは不等式の証明の基礎を例題を通して学ぶ.
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