対数関数

予備知識




\(a > 0, a\ne1\)とする.指数関数の単調性から, 正の数\(M\)に対して, \(a^p=M\)を 満たす\(p\)が1つに決まる. この\(p\)を \(a\)を底とする\(M\)の対数 といい, \(\log_aM\)と表す. このように定義される対数の基本的な性質を学ぶ.

キーワード:
単調性,指数法則


対数の計算では,底をそろえることが基本的であるから,底の変換公式は重要である. ここでは,底の変換公式から導かれる いくつかの便利な公式を証明する.

キーワード:
底をそろえる


\(a > 0, a\ne1\)とする. 対数の定義から, \(y=\log_ax\) は,\(x\)の関数であり, さらに,指数関数\(y=a^x\)の逆関数となっていることがわかる. この事実を用いて,対数関数のグラフを描くことができる.

キーワード:
逆関数,直線\(y=x\)に関して対称


対数関数を含む方程式の解法を学ぶ. 解法の基本となるのは対数関数の単調性である.また, 真数条件には十分注意しなければならない.

キーワード:
同値変形


対数関数を含む不等式の解法を学ぶ. 解法の基本となるのは対数関数の単調性である.また, 真数条件には十分注意しなければならない.

キーワード:
同値変形,連立不等式